約36億年前に地球が誕生して以来、水はその姿を変えることなく循環を繰り返し、あらゆる生命の進化および生命活動を支えてきました。これらが「水は万物の根源である」といわれる所以であります。
しかしながら20世紀に入ってから化学工業の発展により、1千万種を越す、地球上に存在しなかった化学物質が産出され、非常に多種類の有害物質や汚染物質が水に溶け込でしまい、それゆえに地球規模で水の汚染が進行し、「水」本来のエネルギーも失われ、処理できない有害物質が体内、外で循環し蓄積されています。その結果、人体では現代の生活習慣病を引き起こし、いたる所で自然環境が破壊される状況に至っています。
私たちは、毎日、水を飲み、食べ物から水分を摂取して、時には、物を洗浄するために利用し、「水により自然も人類も生かされている」ことを今一度認識しなくてはなりません。
その「生命の維持」の根源に水の研究・管理は欠かせないと考えます。健康と環境を阻害する水利用ではなく、水を知り、知恵を得て、健康と環境を増進する水利用を行い、豊かな社会を形成する為の研究・開発及び、その普及を行うことは、現代社会において非常に意義がある活動と確信しております。
そこで私たちは、研究成果を今まで以上に広く一般の皆様へ公表・講演活動を行い、「水のエネルギー理論」による物理的、生化学的、健康科学的、根拠に基づいた応用技術導入企業からの調査依頼及び開発、また大学・学会との共同研究開発・論文発表・講師の派遣・医療機関との臨床研究さらに行政・自治体へ支援体制を円滑にし、「水は万物の根源である」を基本理念に、水をめぐる各分野で「水」本来の正しい知識の提供と、「水」から由来する「予防医学」の提唱・それら啓蒙から医療費の削減と国民の身体と精神の向上を促し、限りある資源を守る為、「水」で可能な循環型社会の構築と、我々の研究から環境保全の認識をしていただけるよう、「健康医療・教育・環境・科学」へ大きく寄与、することのできる特定非営利活動法人の設立を創設しようと決断した次第です。
「水」事態、非常に公益性・社会性の高い存在である為、我々の体系を支える組織として、営利法人ではなく特定非営利活動法人を選択し、同法人体系の存在は広く一般の皆様への貢献を目的とする法人であるという認識で、我々の研究が社会貢献として大きく活躍できる場であると確信し最適な組織体系であると判断いたしました。